WordPressでサイトを構築したら必ず必要な5つの基本設定-SEOやアクセスアップのため‐

目次
WordPressでSEOを意識するなら必ず知っておいて損はない私が実施している5つの設定
WordPressは世界中で利用されているCMS(簡単にホームページとかが作れるソフトウェア)です。そのため、ネット上には非常に多くの資料があります。学習コストが低いといわれている一方で、なんでもできるソフトウェアなので本来の目的を達成するためにどういったことをすればいいか見つからないこともあります。
ここではSEOやアクセスアップのために私がホームページ制作の仕事で基本設定として検討している項目を紹介します。
ウィジェットの基本設定を変更する
SEOやアクセスアップを目指す前に、そもそもサイトへアクセスが流れてきてあとユーザーには一定の行動をとってもらいたいはずです。それは商品を購入してもらうことなのか、申込や問合せなのか、それとも記事を読んでもらいシェアしてもらうことなのか。目的は様々ですが、それらを阻害する要因として無駄なリンクやメニューがページに表示されることです。
そのため、ユーザーはこちらが意図しない動きをしてしまうことが多々あります。それを防ぐためには無駄なメニューなどを削除していくことです。
H1タグから使い方を正しくする
googleは検索順位を決めるためにサイトの様々な要素をチェックしています。その中でも特にコンテンツの質が重要視されています。
Pandaアップデートは、低品質なサイトの掲載順位を下げ、同時に、良質なサイトの掲載順位をより適切に評価します。
―途中省略―
Googleは、検索結果からユーザーが良質なサイトを見つけやすくすることに特に取り組んでいます。 Pandaアップデートによって、多くの良質なサイトの掲載順位が改善されました。
Googleガイドラインより
このようにガイドラインにも明示している通り、かなり重要な指標であることがわかります。コンテンツを評価する指標は様々ですが、その中でも特に基本的なものはhtmlのマークアップに関する項目です。
htmlによる文章の構造化は基本的な作法があり、それに則った記述がされているかどうかが重要になってきます。
All in One SEO Packを導入しておく
All in One SEO PackはWordPressのプラグインの1つです。WordPressを使っている方の大半が利用しているプラグインで、これを設定しておけばSEOの基本的な設定が完了するという非常に優れたプラグインです。使い方が少し難しい面もありますが、なるべき使い方を理解しておきたいところです。
サイトの構造化を意識してパーマリンクを設定する
まず、パーマリンクとは何かという話ですが。分かり易く言うとホームページのアドレス(URL)を指します。WordPressを運用する際はSEOの観点からこのパーマリンクの設定が非常に重要になってきます。また、一度設定したらそのあと変更することは控えておきましょう。理由はいたってシンプルでURLを変更したらそれまで積み上げてきたリンクがすべてリセットされてしまうからです。そうなるとSEO的にも効果が薄れてしまいます。
おすすめの設定は「/%category%/%postname%/」という設定です。以下の画面の通り進めば設定ができますので確認しておきましょう。
パンくず情報をウェブページの本文でマークアップすると、Googleではパンくず情報を識別し、その情報を基にページの情報を認識して、検索結果に表示できます。
引用部分とオリジナルをきっちり線引きしましょう
ここ最近はコンテンツを「まとめ」記事をはじめとする他人のコンテンツを引用して自社サイトのコンテンツを作るキュレーションメディアと呼ばれるものが増えてきています。明らかに課題がありそうなメディアの形態ですが、簡単にアクセスが稼げる方法として利用されています。
しかし、こういった方法について問題視している専門家の方もいますので、あまりおすすめはできません。またいくらオリジナルの記事を作ったといっても一部外部のサイトからの引用などがある場合はそこを明示しておかないと怪しまれてしまう可能性もあります。
それを回避するためにはblockquoteタグ(引用タグ)というものがWordPressのエディターには標準で用意されていますので、しっかり活用する癖をつけておきましょう。
まとめ
ここで説明してきた項目をきっちり進めた上でユーザーの役に立つ記事を定期的に更新し続けることによってかなりの確率でオウンドメディアが機能し始めます。ただし、アクセスアップ=売上アップではないことと、それはアクセスアップの次に考えることなどを忘れていはいけません。