長文記事と毎日更新ではどちらがPVアップするのか検証してみた結果

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こんにちは、FUJIHIRA(@studio_NQ)です。今日もがんばってます。皆さんはいかがでしょうか。

毎月の実績報告をしようかと思っていましたが、このサイトはバズを狙い過ぎた結果、先月のデータよりもアクセス数が下がってしまうという事態にみまわれました。

そんな状態のサイト情報を公開したところで誰にとっても得をしない結果になることは目に見えています。

そこで、何か代わりに役立つ検証ができないかと調べたところ、最近話題になっている「長文記事」と「3ヶ月100記事更新」とでどちらが効果的にアクセスアップを図れるのか検証できるデータがそろっていることに気づきました。

今回は以下2つのサイト運営の結果を踏まえて、サイトのアクセスアップを効率的に進める運営方法を考えていきます。

  1. 週に1回程度、平均7,000文字程度のコンテンツを2ヶ月更新した結果
  2. 毎日更新、平均700文字のコンテンツを2ヶ月程度更新(400記事程度)した結果

長文記事、毎日更新とは何か

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最近良く聞く10,000文字コンテンツ

コンテンツSEOの分量が多いバージョンのようなものでしょうか。いわゆるホワイトハットSEOの視点からアクセスアップを目指す方法です。

文字数は3,000~6,000文字が適正と言われたり、人が1回に集中して読める分量である3分で完読できる2,000文字が良いと言われたりと定義は曖昧ですが、ここ最近では10,000文字が1つのポイントとして扱われています。

個人的にはスマホが主流になってからはスクロールという動作がユーザーにとって快感(すごい感)を与える要素が強いと言われていることから長ければ長いだけユーザーとの間にエンゲージが発生すると考えています。

また、その場(隙間時間)で読み終えるというよりも、読めない分量だから「後で読む」というアクションを促すことによるブックマーク狙いもありかと思います。

ブログ運営で良く聞く3ヶ月100記事

ブログの基礎本やセミナー、入門サイトなどを読み漁っていると大体において「まずはサイトを育てるために3ヶ月1日1記事で100記事」を目標とし云々とされているケースが多いように感じます。

これについても理屈ではクローラーの頻度を高めることよってインデックスや検索結果への反映スピードアップを狙いSEO効果を期待するという意味では理解できます。ドメインの評価もそれくらい必要だという話もよく聞きますし。

どういった運営がいいのかわからない

とはいっても、「毎日更新するのが難しい」や「長文を書くことに向いていない」など運営者の特性を踏まえると上記運営方法が馴染まない場合も多々あります。

どちらの方法にしても具体的にメリットがイメージできないと、どうしても体育会系的な動機付け(気合で3ヶ月1記事のりきるといいことあるから!みたいな)になりがちです。

そこで、どちらの更新方法でも得られるメリットを数値として理解できていれば、運営者がサイト運営を進めていく上で向き不向きではなく合理的な判断(今はここまでやりたいから毎日更新にするか!とか)ができるようになるかと思ったので、諸々も数字をまとめてみました。

それぞれの更新条件

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それでは、さっそく「長文コンテンツのサイト」と、「毎日更新してきたサイト」のポイントを紹介します。どちらも5月くらいから運営をスタートしています。

この2つのサイトを使って、検索クエリの伸び率、アクセス解析の2つの数字を比較していきます。

長文コンテンツのサイト情報

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記事数 37記事
文字数 7,000文字
特記 このブログのことです。このサイトはソーシャルメデイアによるアクセスアップなどを行っています。

毎日更新のサイト情報

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記事数 425記事
文字数 700文字
特記 記事の質は中の下程度、テキストと画像1〜2枚程度の校正前提、アクセスアップ関連は一切やっていません。

長文記事のサイトと毎日更新のサイトとの比較

検索クエリの推移:Google Search Console

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それぞれの数字比較

検索クエリ比較 長文記事のサイト 毎日更新のサイト
クエリ数 1,498回 2,638回
表示回数 49,329回 26,092回
クリック数 740回 197回

解説

クエリの総数で言うと毎日更新しているサイトの方が多いですが、表示回数、およびクリック数では長文記事サイトの方が数字良いです。

毎日更新は、継続しているとロングテールをかなりの数拾えるようになってくる特徴がありますが、検索順位が低いのか表示回数が低いのか、もしくは両方によりアクセスまで繋がっていないようです。

一方の、長文記事サイトはクエリ数が毎日更新より少ないですが、表示回数、およびクリック数では数字が良いです。ミドルキーワードでの上位表示などが目立ちアクセスに繋がるクエリを拾いやすいのかもしれません。

クローラー頻度の推移:Google Search Console

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0828 img 04それぞれの数字比較

クロール頻度の比較 長文記事のサイト 毎日更新のサイト
高い 9回 89回
平均 4回 15回
低い 1回 0回

解説

クローラーの頻度は解説が必要ないくらい差がはっきりしています。毎日サイトを更新することによりクローラーの頻度が上昇しています。検索クエリの結果を踏まえるとクローラーの頻度と検索クエリの間には相関関係がある可能性が高いと言えます。

ただし、拾われたクエリでの検索ランキングとはあまり関係がない可能性が高いですね。

googleアナリティクスの比較

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それぞれの数字比較 ※()は検索トラフィック

アクセス解析の比較 長文記事のサイト 毎日更新のサイト
セッション数 13,300(1,744) 5,730(3,197)
ユーザー数 8,763(1,132) 4,986(2,859)
ページビュー数 23,612(4,259) 9,646(5,581)

解説

長文記事は「バズ記事の実験」をしていたことからアクセスの質(突発的なアクセスなどが何度か発生しているため再現性という意味で)に対する信頼性が低い数字になり。

単純に数字の比較をするのはちょっと微妙かもしれないということを念頭に話を進めると、検索トラフィックのみの比較では毎日更新が圧倒的に高いことがわかります。

単純にセッションなどの伸び率を見ても、8月のデータでは毎日更新の数字の方が高くなってきています。

これらのことを踏まえると、毎日更新を継続することによって、検索トラフィックは日に日に大きくなっていきます。また、検索トラフィックが中心のサイトは新規ユーザーのセッション率が高くなります。

1記事単位での比較

次に1記事あたりの数字に落とし込むことで、費用対効果の視点からも掘り下げて比較してみます。

それぞれの数字比較 ※()は1ページあたりの平均値

アクセス解析の比較 長文記事のサイト
(37記事)
毎日更新のサイト
(425記事)
クエリ数 1,498(40) 2,638(6)
表示回数 49,329(1,333) 26,092(61)
クリック数 740(20) 197(0.5)
セッション数 13,300(359) 5,730(13.5)
ユーザー数 8,763(236) 4,986(11.73)
ページビュー数 23,612(638) 9,646(22.7)

解説

1記事あたりの数字で均すと、すべての数字で長文記事が優れていることがわかります。もちろん均しなので偏りはだいぶでてきているかと思いますが、傾向として把握できることは多いのではないかと思います。

まとめ

長文記事は1つ作成するのに時間がかかるため、クローラー頻度を高めることが難しく検索によるアクセス数アップ(ロングテールSEO)は多少時間が必要になります。

長文記事で運営するサイトにおけるアクセスの傾向はソーシャルによるものが多く、次いでミドルキーワードでの流入になります。その為、ソーシャルメディアの運用と長文記事はセットで考えることがアクセスアップのポイントです。

一方、毎日更新(開設から3ヶ月は毎日1つ100記事まで頑張る)はクローラー頻度を高めることが容易にできるため、ロングテールを拾いやすくなります。

クエリでの表示が増えても、サイトへのアクセスは連動してきません。※検索順位が低かったり、そもろもロングテールは検索数が少ないため。

そこからCTRを高めるためにはある時期から長文記事のような質を高めるコンテンツも必要になってきます。

これらの特性を踏まえて効率よくサイトを運営するなら、基本は毎日記事を更新することでクローラーの頻度を高め検索でひっかかるように施策を進めます。月に数本長文記事を作り、サイト全体の評価を高め、ミドルキーワードレベルでのクエリを狙いに行きます。

ある程度のボリュームになってきた所で、記事の更新頻度を落として長文記事のみに切り替えてサイト全体のCTRを高め、検索からの流入を増やすのがおすすめです。

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